インターネットの発信にこだわる理由

新聞に掲載された日

「辻林さんの
こだわりのお米を取材させて下さい!」

四年ほど前、
とある新聞社さんの取材を受けました。

一般紙ではなかったですが、
ある業界専門の新聞で全国紙。

「弊社も、良いものを
世の中に伝えたいですし、

辻林さんの売り上げにも
つながると思います!!」

わざわざ田んぼまで
来て下さった新聞記者の方は、
そう話してくださいました。

当時、アヤシイ出版社さんなどから
アヤシイ取材の依頼はありましたが、

でも、この新聞社さんは
古くからの信用できる会社でした。

「やった!
今までの頑張りが認められた!」

無農薬・無肥料の栽培を始めて3年。

自分の想いや活動を
多くの人に知ってもらうチャンスが
ついにやってきたのです。

「辻林さんの想い、
しっかりといただきました。
日本の皆さんに伝えますね!」

田んぼからの帰り際、
記者さんはそう伝えてくれました。

すごく誠実な方で、

「この人になら自分の想いを託せる。
この記者さんで良かった!!」

と心からと思いました。

そして いよいよ、記事が
掲載される日がやって来ました。

が、

僕はその日、大切なことを

“ 思 い 知 ら さ れ る ”

ことになるのです…………。

*  *  *

こんばんは!
「職業は妻の夫」つじばやしです(^^)

先週からお米の販売を
開始させていただきましたが、

おかげさまで、たくさんの
ご注文を頂戴しております。

本当にありがとうございます!!

そんな中、こんなお声も頂戴しました。

「辻林さんって、てっきり
ITの方だと思っていました」

……と。

はい。たしかに、
そう思われて当然だと思います(^^;

Facebookでは基本的に、
家族のことやネットのこと、
ビジネスのことなどを
投稿させていただいていましたから。

でも今日、精米作業をしながら
思い出したんです。

僕の中で、インターネットでの発信と
農に対する想いとが
深く結びついていたことに。

それは、自分の中では
封印していた苦い記憶……。

今からおよそ四年前の出来事です。

僕は、とある新聞の取材を
受けることになりました。

無農薬・無肥料の栽培を始めてから
およそ3年経った頃でしたが、

それまでにも、新聞やテレビの
キャンペーンに応募したり、

自分のお米や自然に対する想いを
伝える活動をしていました。

その活動を目に留めた記者さんが、
僕の農園を訪れて下さったのでした。

それまでも、数件の雑誌社から
取材の打診があったりしましたが、

ほぼ全て「掲載料」がかかるような
“セールス”まがいのものばかり。

純粋に「取材がしたい」と
ご連絡を下さったのは、
その記者さんが初めてでした。

しかも、その新聞は
業界紙ではあるにせよ全国紙。

調べてみると、50年以上も続いている
信頼できる新聞社さんでもありました。

「自分の今までの
頑張りとこだわりが
世に認められる時が来た!!」

正直、本気でそんな風に思いました。

実際にお会いした記者さんも
物腰が柔らかく誠実な方で、

「こういった、
少量生産でこだわりのものを
私たちも世に伝えていきたいと
思っているんです」

とお話しして下さいました。

そして更に、

「うちの新聞に掲載されれば
全国の業者さんに
知っていただく機会になるので、

辻林さんの売り上げにも
お役に立てると思います!」

とも言ってくださいました。

正直なところ、採算面では
全くうまくいってなかったので、
“希望の光”が見えたような想いでした。

そうやって期待に
胸を膨らませながら取材を受け、

その後も、記者さんと幾度か
メールで記事のチェックなどの
やり取りをさせていただいた後、

正式に新聞への掲載が決まりました。

新聞の発刊の日が、
どんなに待ち遠しかったことでしょう。

もちろん、おおっぴらに
顔や言葉には出さなかったですし、
誰かに言いふらすこともなかったですが、

内心はめちゃくちゃ
楽しみにしていました( ̄▽ ̄)

「自分のことを
全国の人たちに知ってもらえる!」

「今までの苦労がようやく報われる!」

「事業をやっと軌道に乗せれる!!」

「もしかしたら、この先も
たくさんの取材が来るかもしれない!」

声優を目指していたこともあって
基本的に目立つのが好きなので、
そんな妄想まで抱くようになりました(^^;

そして、いよいよ新聞に
記事が掲載される日がやってきました。

「もしかして、
今日はご注文が殺到だろうか……?」

そうやってワクワクドキドキしながら、
僕はその日を迎えました。

手には、携帯電話。

「新聞に載るならプライベートの
番号を載せるのはマズイよね?」

と、プライベートのとは別に
わざわざ契約した携帯電話です。

ハッキリと
覚えているわけではありませんが、
その携帯電話を握る手には
汗がにじんでいたと思います。

「自分の活動が全国に伝わった!」

そんな記念すべき日に、
僕はとても大切なことを学ぶのです。

いえ。

“思い知らされた”

と言ってもいいかもしれません。

そして、その出来事が、
その後の僕の活動を
大きく変えることになるのですが……

長くなってしまったので、
今日はこの辺で(^^;;

続きは後日 書かせていただきます〜〜〜

☆続きはコチラ↓

お前のオールを任せるな!
「その船を漕いでゆけ おまえの手で漕いでゆけ おまえが消えて喜ぶ者に おまえのオールをまかせるな」 〔中島みゆき『宙船(そらふね...

*冒頭の画像は、当時 掲載していただいた
新聞のネット配信版です。

(さすがに、新聞社さんの名前と
本文は隠させていただいてるのと、
お米の名前も変わっちゃってます(^^;;)

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