本当に仕事ができる人は実は感謝されない

「本当に仕事ができる人は
お客様に感謝されないし、
喜んでもらうことも無いんだよね」

先日、妻とこんな話になりました。

妻は以前、海外旅行専門の会社で
添乗員の仕事をしていたのですが、その時に

「本当に優秀な添乗員は、
お客さんから質問や感謝をされない」

ということを学んだそうです。

それはどういうことかと言うと、

『お客さんが旅行先の街で
疑問や困ったことが起こる前に、
事前にさりげなく情報を提供しておく』

『お客さんに不満や不快なことが
起こらないように、事前に
観光場所や宿泊施設に根回しをしておく』

ということです。

つまり、

『お客さんにとっては、
「添乗員さんが何かしてくれた!」
と感じさせないくらいに仕事する』

ということですね。

それを聞いた時、僕に衝撃が走りました。

「フツー、仕事をする時って
『お客さんに感謝してもらいたい』
『喜んでもらいたい』って思うけど、
本当に良い仕事って、それすらもないんだ!!」

……と。

「うん。そうなんだって」

うなずきながら、妻は答えてくれました。

「ということは、お客さんは
添乗員さんの頑張りに
全く気がつかないよね?」

「うん。
でも、添乗員が頑張ってるって
思わせちゃったら、そのぶん
観光に集中してもらえなくなっちゃう」

「そ、そうか……!
添乗員さんに質問や感謝をすることに
エネルギーを使わせるのではなく、
“旅行を楽しむこと”だけに
集中してもらうんだ……」

「うん。だから、お客さんは
添乗員が自分たちに
気を遣ってくれていることにも
気が付かないんだって」

妻は、そんな風に教えてくれました。

あ。念のためお伝えしておくと、
妻は、そんな形でのお仕事は
できなかったそうです(^^;;

不器用でお茶目な性格でもあるため、
いつも旅行の最中はバタバタで、
お客さんに協力してもらいながら
旅行を進めていたのだとか。
(それはある意味で
“良いお仕事”だと思いますが♪)

けど、それは僕も同じで、
農作物での販売にしても、
インターネットでのサポートでも

「自分の商品やサービスに
感謝のお言葉をいただきたい」

「喜んでいただきたい」

という想いを抱いてしまいます。

ですが、それはお客様にとっては

・提供者に対する感謝

・提供者に対する喜び

といったことにエネルギーを
使わせることになります。

本来であれば、
お客様が進みたい方向にだけ
エネルギーを注いでもらえば良いのに、
それ以外のところに
エネルギーを使わせてしまうわけです。

先ほどの添乗員さんの話で言えば、

“お客さん自身が旅行を楽しむこと”

に集中してもらえばいいのに

・添乗員への感謝

・添乗員への喜び

にエネルギーを
使わせてしまうことになるのです。

「え? そうなると、
その添乗員さん、お客さんから
全然 感謝されないってことだよね?」

僕は思わず尋ねました。

「うん。そうだよー。
お客さんから見れば
「添乗員さんは何もしてくれない」
って映るから、アンケートの評価も
下がっちゃうと思う」

妻が勤めていた会社には、
お客様からの評価制度があって、
旅行後にお客様アンケートをとって
添乗員の評価点数をつけていたそうです。

そして、その評価点数が高ければ、
会社からのお給料が上がる仕組み。

「じゃ、じゃあ、
本当に優秀な添乗員さんって
お給料 低くなるよね???」

「うん。そうなると思う。
……でも、そんな風にお仕事する人
ほとんどいなかったけど(^^;;」

・本当に仕事ができるからと言って、
収入が高いとは限らない

逆に言えば、

・収入や評価が高いからと言って
本当に良い仕事をしているとは限らない

実はこれ、僕が以前に受けていた
ビジネス講座で学んだことでもありました。

『世間からの評価や
金銭的な収入が高いからと言って、
その人のステージが高いとは限らない』

『むしろ、大きな収入も得ず、
世間から評価されず、目立たず
コツコツと取り組んでいる人の方が
本当に世間の役に立つ良い仕事をしている』

……と。

そんな以前の講座の学びが、
妻の添乗員の話をリンクして
めちゃくちゃ腑に落ちたのでした。

僕はまだまだ人から評価されたいし、
大きなお金も欲しいと思ってしまうので、
その境地に行くには時間がかかりそうですが、
(現に、こうやって、自分の話を
知っていただきたくて発信してるし( ̄▽ ̄;)

世間からの評価やお金にも囚われないくらい、
誰かのお役に立つ仕事がしたいと思っています。

このお話が、あなたのお仕事にとっても
何かご参考になるところがあれば幸いです☆

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